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Panasonic VIERA TH-P50V1 プラズマテレビ

以前も紹介したとおり、私のテレビ視聴環境はハイビジョンブラウン管テレビ『SHARP 28C-PD4』に地上デジタルチューナー『YAGI DTC10』を接続して視聴していました。しかしながら、ここ最近ハイビジョンブラウン管テレビのプロテクタが、度々動作するようになってしまいろくにテレビも見れない状態が続いていました。ということで、予定より早いですがテレビの買い替えをすることにしました。

今回は長く安心して使用するため中古での購入はしないことにしました。現在新品で購入できるハイビジョンテレビは完全に薄型の液晶またはプラズマ方式のテレビが主流になっていますので、この中から選ぶことにします。

ハイビジョンテレビを選ぶにあたって重視したポイントは以下のとおりです。

・画面サイズは46V以上であること
・動画の表示性能が良いもの
・コントラスト比が高く黒浮きの少ないこと
・1920x1080pのフルハイビジョン対応
・「x.v.Color」、「Deep Color」対応

以上の条件で探してみますと、プラズマテレビが一番条件に見合っておりプラズマテレビを購入対象に決めました。しかしながら現在プラズマテレビを製造しているメーカーが意外と少ないので驚きました。現行機種ですと、「Panasonic」・「Pioneer」・「HITACHI」くらいであとは業務用のディスプレイしかありませんでした。
この中でも「Pioneer KURO」はプラズマの最高峰といえるくらいの画質と強烈な魅力がありますが、予算の問題もあり今回はパスしました。「HITACHI Woooシリーズ」には録画機能が搭載されており、使う予定の無い機能は出来る限り無い方が良いので最終的に「Panasonic VIERAシリーズ」にすることにしました。

先ほどの条件を満たす、気になる機種をいくつか候補に選んでみました。

・TH-P46V1
・TH-P46G1
・TH-46PZ80

それぞれの特徴は次のとおりです。
・『TH-P46V1』このモデルは「NeoPDP」と呼ばれるネオ・プラズマパネルを搭載し、動画解像度1080本を実現しておりコントラスト比も40,000:1です。また、ハリウッドカラーリマスターと呼ばれる独自の色域変換処理により豊かな色表現が可能との事です。もちろん「x.v.Color」「Deep Color」対応です。その他の機能として動画サイトのYou Tubeの閲覧も可能です。デザインの方もフルグラスフェイスデザインということで完全平面のスタイリッシュなデザインです。
・『TH-P46G1』こちらは基本性能はTH-P46V1と同じですが、ハリウッドカラーリマスターとYou Tubeには非対応となっておりデザインもパネルとベゼルの間に段差があります。
・『TH-46PZ80』はコスト面重視で選んでみました、そのため一寸古いモデルですし条件にある「x.v.Color」と「Deep Color」についても「x.v.Color」のみの対応です。動画解像度は900本以上、コントラスト比は30,000:1です。

こんな感じで選んでみましたが、『TH-46PZ80』はスペック面で見劣りしてしまう点とコスト面でも最近では、あまり変わらなくなってしまいましたので候補からは外れました。とりあえず残りの『TH-P46V1』と『TH-P46G1』について実際に画質などを比べるため視聴してきました。両方とも画質面で決定的な違いはわかりませんでしたが、少し『TH-P46V1』の方が色味が強い印象くらいです。デザイン面ではどちらも悪くは無いと思い、この段階では手ごろな『TH-P46G1』にほぼ決定していました。

しかし、ここで一緒に展示されていた50インチの『TH-P50V1』を観てみましたところ、一気に心が揺らいでしまいました。この後一週間以上46インチか50インチで悩むことになってしまいました、設置予定の部屋は6畳ということであまり広くは無いのですが実際に6畳部屋に50インチのテレビを設置している方もいらっしゃるようです。友人からもキリが良く50インチが良いのでは、と言われたので当初の予算は大きくオーバーしますが、50インチの次の2機種から選ぶことにしました。(以前に液晶ディスプレイを購入したときも、いつの間にか上位機種になってしまっていたのと同じ感じですね。)

・TH-P50V1
・TH-P50G1

いよいよこの2機種から選ぶことになりましたが、前までは『TH-P46G1』のGシリーズにほぼ決まっていたのですが50インチの場合ですと、あの大きさでベゼルに段差がある点がが気になります。またリモコンも本体のブラックと同じではなくシルバーである点も譲れないところでした。サイズが異なる点以外の違いは前述のとおりですが、最終的にHDMIの端子の数が3端子のGシリーズより1つ多い4端子である事と、デザイン面ででGシリーズよりも薄型な『TH-P50V1』に決めました。

意外とシンプルなデザインの梱包で届きました、重さは約36kgということで一人では絶対に運べず今回も手伝ってもらいました。予想以上に大きく部屋がいっぱいになってしまいました。
TH-P50V1パッキンケース

早速、設置に移ります。このテレビはスタンドと本体が別で梱包されていましたので、スタンドの組み立てを行いましたがテレビの全重量を支える部分ですので自分で組み立てるのは少々不安がありました。とりあえず組み立ても終わり設置完了です。ここまでもすべて手伝ってもらいました、テレビのためにも一人でやろうとは考えてはいけません。これからの問題は、模様替えや掃除の時に一人では動かせないことですね。
TH-P50V1正面

今まで、使用していたのがブラウン管の28インチですから倍近い差です。店頭で見たときよりも明らかに大きく感じまして圧巻です。これでバラエティ番組を見たくは無いですね、まぁテレビ用というよりは映画などの鑑賞用と考えればこの位の大きさが丁度良いのだと思います。
配線などについてはスムーズに完了しました。初期設定も済ませ、無事に各種放送が視聴できるようになりました。
以前にハイビジョンブラウン管テレビを紹介したときと同じソースではありますが、例の動画を表示させてみました。ハイビジョンブラウン管テレビでは明らかに水平解像度が足りていませんでしたので、圧倒的に画質の面でTH-P50V1が勝ります。動きのある映像でも動画解像度1080本を謳っているだけあって液晶に比べれば残像も殆ど見受けられません。
また、自発光型のためブラウン管テレビの質感に近く、コントラスト比も40,000:1ということで暗いところでテスト視聴しましたところ、若干の予備放電による黒浮きはあるものの、今まで見てきた液晶とは比べるまでも無いくらいしっかりとした黒が表現できており奥行き感もしっかり出ています。

そして、このVシリーズの特徴である「ハリウッドカラーリマスター」を試してみました。これは設定から「オート・オン/オフ」を選ぶ事ができ、いくつかのソースで試してみましたが、私の印象ではオフの方が良い感じでした。オートやオンの場合では全体的に鮮やかさは増すものの、不自然さと赤みの強さが気になります。ソースによって使い分けるようにしてみようと思います。

視野角に関しては、斜めからの視聴でもカラーバランスが崩れたりしません。大画面になればなるほど視野角は重要なポイントだとよく分かりました、せっかくの大画面も目線をずらすだけで色が変わってしまうなんて嫌ですからね。
また、店頭で視聴したときにプラズマ全般に言えることですが、映り込みと薄暗い感じがあり一緒に並んでいる液晶テレビに比べイマイチの印象を持ちやすい状況でした。しかし、一般的な視聴環境であそこまで部屋が明るい事もありませんので現在の設置環境ではまったく問題ありませんでした。
もともと、ブラウン管テレビでも映り込みは多少許容しなければなりませんが、TH-P50V1は大画面のわりにほとんど外光の影響は受けないようです。薄暗い感じもむしろ私のように若干暗いところでの視聴には好都合です、液晶で同じ明るさに調整したとしても黒浮きが気になってしまうと思いました。

プラズマテレビには焼き付き現象があり使用初期には十分注意しなければならないらしいので、画面設定で明るさを控えめに4:3の映像は長時間映さないように心がけて使用しています。でも、今のテレビ放送のCMってほとんどがまだ4:3映像なので手動で画面モードを切り替えています。あと、朝のニュース番組にある時刻表示も嫌なのでほとんど観なくなりました。神経質かもしれませんが、気になりだすと止まらない性分なので・・・。
私が思うには、大画面を気軽に楽しみたい方は絶対に液晶の方が良いと思います、黒浮きと応答速度さえ気にしなければほぼ万能といえます。
私の場合は手間がかかるほど愛着が沸いてくるので問題無しです。プラズマパネルが安定するまでには500時間~1000時間位かかるらしいので、しばらくはエージングも兼ねて使用していこうと思います。サイズの面で最初はかなりの圧迫感がありましたが、今では完全に慣れてしまいました。

次に購入前から目論んでいたPCとのHDMI接続を試してみました、PCのVGAカードHD2600XTのDVI出力を変換アダプタを介し、映像はすんなりと1080 60pで表示できました。しかし、音声の方がなかなかうまく出力できませんでした。
結局のところは、VGAカードの2つあるうちのDVI端子も両方で音声が出力できるわけではなく、音声の出力形式もPCMである必要があることが分かり以上の点を見直したところ無事に音声を出力することが出来ました。
ただ、私の環境ではPC上のDVDプレーヤーソフトでの音声が何故かHDMI出力されませんでした、ここは今後の課題です。
また、TH-P50V1のHDMI端子は音声形式にPCMしか受け付けられないらしくDolby Digitalをビットストリーム出力してTH-P50V1のS/PDIFから出力させる目論みは実現できずです。
実際のところ、PCに接続することでDVDの映像をアップコンバート再生したかったのですが「PlayStation3」などの優秀なアップコンバート機能の付いた機器を利用したほうが手っ取り早そうです。

リモコンは意外とシンプルな印象です、良く使うボタンは大きめになっておりキーストロークもありがちなゴムの感触だけではないので使用感も良い感じです。あとはしばらく使い込んで慣れるようにします。
リモコン_1 リモコン_2
ただ、私だけかも知れませんが使用頻度の高い「画面モード」のボタンは蓋の外にあった方が嬉しかったです。

TH-P50V1のGUIに関してはテレビにしては意外に込み入ったメニュー体系でした、このTH-P50V1には説明書を開かなくても画面上でガイドが見ることが出来るので操作に迷った場合にも大丈夫そうです。ただ全体的にいえる事は設定項目の詳細についてはあまり触れられておらず、値に関してもアバウトな面があり、きめ細かく調整したいときには少々困ります。
例えば、色温度の項目では「高」や「中-高」を選ぶようになっていますが、私としては「9300K」や「6500K」のように表現してもらえると分かりやすかったです。

付属のスピーカーについては、通常の使用では思いのほか健闘していますが音楽鑑賞とするには堪えがたいです。おまけながらもサラウンド機能が付いていたりしますが、あまり期待しないほうが良いです。私はTH-P50V1のモニター出力を外部の「ONKYO D-062A」へアンプ経由でつないで使い分けています。せっかくの画質ですので、音質にも妥協したくありませんので。

・ネットワーク
このTH-P50V1には、背面のLAN端子にインターネット回線を接続する事で「acTVila(アクトビラ)」や「You Tube」の閲覧が可能になります。現在は有線ルーターの「BBR-4HG」より接続しています。acTVilaでは専用のポータルサイトで動画コンテンツや各種情報にアクセスできたりします。また手動でURLを入力することでさすがにflashは表示されませんが、Webページの閲覧も出来るので完全にインターネットマシンと化します。そして、動画共有サイト最大のYou Tubeの閲覧も初期の状態では一部のコンテンツのみの閲覧しかできませんが、ログインすることでより多くの動画閲覧することが出来ました。ただし、You Tubeの動画はモニター出力から音声が出ず、動画の全画面化も固定されているので自由にアスペクト比の変更は出来ませんでした。
とはいっても、プラズマのためにも同じ画面で表示をさせるこの機能はあまり好ましくなく、現在のインターネット環境ではスムーズな動画の再生が厳しいので、使用頻度は少なそうです。

・SDスロット
本体側面に搭載されているSDスロットですが、ここにデジタルカメラで撮影したものやビデオカメラで撮影したSDカードを挿入することで画像と動画の再生が出来るとの事で、手持ちのデジタルカメラの画像も簡単に表示でき、動画をAVCHD形式で書き込んだSDカードもしっかり再生できました。SDHC対応ですので容量の大きいSDカードならば、PC上のディスクに焼くほどでもない動画を見たいときに便利かもしれません。AVCHDだけではなくMPEG2形式の動画にも対応しているようです。

・その他
ご覧のとおりかなり薄型の筐体となっており、厚さは5.5cm(突起部を除く)で現在PCで使用している「EIZO SX2461W」の厚さ8.5cmもよりも薄いためどのようなフレーム構造になっているのか興味津々です。
TH-P50V1側面

そして、この薄型の筐体ながらも本体上部には8cmのファンが4つ搭載されていました。
TH-P50V1ファン
現在の使用感ではファンの音が気になったことはありませんでした、むしろBDレコーダーのファンの音の方が大きい印象です。今のところ時期的にファンの回転数は抑えられているようですので、もう少し気温が上がってからが気になりますね。

また、TH-P50V1は内部ソフトウェアにLinuxを使用しており、日本語入力にもあの「Canna」が採用されています。現在使用中のSONY BDレコーダーにもLinuxが採用されていたりと、現在のデジタル機器は高度なネットワーク機能を実現するために、ほぼPCと変わらない構成になってきています。
家電もここまで来ると恐ろしいですね、その他の家電でもネットワーク機能がより密になる予感がしてなりませんでした。
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  1. 2009/11/27(金) 23:08:00|
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